バルカン半島の中西部に位置する北海道ほどの大きさをもつセルビア。
その中で首都ベオグラードはヨーロッパ最古の都市の一つと言われています。紀元前から人が住み始めたこの地には長い歴史があり、現在も街には貴重な歴史的建造物がたくさん存在します。
今回はかつてはユーゴスラビア連邦の首都にもなっていた、ベオグラードの観光スポットを紹介させていただきます!
聖サワ大聖堂
世界でも最大級の正教会大聖堂である聖サワ大聖堂。
16世紀にオスマン帝国が不朽体を焼いたとされる場所に建てられているそうです。
実は建築自体は1935年に開始されましたが、戦争によって作業が中断され未だに完成していません。しかし、主要な箇所は完成していて、外観の圧倒的スケールと内部の美しいイコン画は見る価値大アリです!
入場も無料なのでおすすめですよ!
ベオグラード要塞
サヴァ川とドナウ川の合流地点の小高い丘の上にあるのがベオグラード要塞です。
紀元前4世紀に古代ローマ人が造ったとされています。その後は数々の帝国などに支配される中で増築と修復を繰り返していき、国境要塞として重要な役割を果たしました。
現在、要塞は残っているものの跡地はほとんどは公園として使われており、普段は地元民の憩いの場になっています。とても歴史を感じられて見学も無料ですので、ぜひ足を運んでみてください!
夜はライトアップされますよ!
共和国広場
首都ベオグラードにある中央広場になります。
周辺にはセルビア国立博物館やベオグラード国立劇場、広場にはセルビアの明君として知られるミハイロ・オブレノヴィッチ3世の像が建っているなど、見どころ満載!また、主要な交通網が交わる場所なので常に観光客や地元民で賑わっている場所です!
ここから色々な場所に行けるため、共和国広場を起点に観光してみてはいかがでしょうか?
クネズ・ミハイロヴァ通り
共和国広場からつながるベオグラードを代表するショッピングストリートです。
この通りにはハイブランドにアパレル、おしゃれなカフェやレストランなど、様々なお店が存在しているので、買い物を思う存分楽しめます!そして、ここに立ち並ぶ1870年代に建てられた美しい建造物を見るのも醍醐味!
買い物目的じゃなくて、ただブラブラ散策しに来るのもいいでしょう!
NATO空爆ビル
ベオグラードには無残な格好をしたビルがあります。
これは1999年のコソボ紛争でNATOの空爆によってできたものです。
当時、旧ユーゴスラビア軍の司令部が置かれていたため、このビルを中心に空爆を受けました。そのまま2005年には国の文化遺産として登録されたので、修復されずに残り続けています。
ベオグラードに起きた歴史の一つとして見ておくのもいいかもしれません。。
戦禍による傷跡が残るベオグラードですが、今ではすっかり平和を取り戻しています。
治安はかなり改善され、物価もヨーロッパの中では安いので観光しやすいと思います。
今回のおすすめスポットを参考にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
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