フランスとドイツに挟まれているルクセンブルク。
沖縄県ほどの小さな国ではありますが、1992年以降は一人当たりのGDPが世界首位から落ちたことがない超リッチな国でもあります。
そんなルクセンブルクでやはり外せないのが首都ルクセンブルク市の旧市街。その古い街並みと要塞軍が評価されて世界遺産に登録されており、見どころ盛りだくさんです!
今回はルクセンブルク旧市街を中心に観光スポットを紹介させていただきます!
ボックの砲台
アルゼット川沿いを見下ろすようにそびえ立つ地下要塞群で、18世紀にオーストリア軍によって造られました。
その後のフランス革命戦争では鉄壁の防御力を誇り、フランス軍は最後まで要塞を突破できなかったと言います。内部は迷路のようになっていて見応え抜群!
また、要塞の上に登ればルクセンブルクを一望できるため、まずはここに来てみましょう!
ノートルダム大聖堂
ルクセンブルク旧市街の中心部にある大きな教会になります。
1613~1621年にかけて、イエズス会の修道士ジャン・ドゥ・ブロークによって設計されたそうです。外観はシンプルですが、教会内には綺麗なステンドグラスに芸術的な柱の彫刻などの美しい光景が広がります。
ルクセンブルク旧市街ではシンボル的な存在なので、こちらも外せないスポットになっています。
ルクセンブルク大公宮
ルクセンブルク大公の官邸であり、公務を行う場所です。
1418年に建てられ、その後火災で焼失し1573年に再建されました。残念ながら夏季シーズン以外は一般公開されていませんが、一日に5回行われる近衛兵の交代式がありますので、そちらはぜひ見ておきたいものです。
ちなみに、正面に国旗が掲げられているタイミングは建物内で大公が執務中であるということだそうです。
アドルフ橋
ペトリュス川の渓谷にかかる、ルクセンブルクの旧市街と新市街をつなぐ橋です。
フランスの技術者によって設計され、1903年に完成したそうです。橋の全長は150m、高さは40mとなかなかの規模であり、石造のアーチ状に造られてるのも相まってインパクトがすごいです!
橋の下にはペトリュス公園があるので、余裕があればそちらも散策してみるのといいかもしれません!
ヴィアンダン城
首都ルクセンブルク市から車で1時間ほどのヴィアンダンにある城塞になります。
4世紀にローマ帝国が栄えた跡地の上に11~14世紀かけて建造され、ヴィアンダン伯爵の家として機能していたそうです。現在の城内には博物館が設置されており、歴史を語る様々な展示品が展示してあります。
また、城の上部に展望台のエリアがあるので、ヴィアンダンの街並みも忘れずに見ていってくださいね!
中世の雰囲気を感じられるルクセンブルクは、小さい国ながら素敵な観光スポットが充実しています。
そして、ミシュランの星付きレストラン数が世界一なので、グルメ好きの方にも嬉しい国です。
ヨーロッパに行った際はぜひルクセンブルクにも訪れてください!
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