ガーナ、ブルキナファソ、ベナン、ギニア湾に囲まれた西アフリカのトーゴ共和国。
日本では知らない方も多い国の1つではないでしょうか?
過去にドイツやフランスから統治されていた時代があったため、ヨーロッパ文化が深く浸透していて公用語はフランス語です。特に食文化はアフリカとヨーロッパのミックスで独特だったり、ドイツさながらのビールとソーセージが有名だったりでグルメ好きにはいいかもしれません。
そんなトーゴの外せない観光スポットを紹介させていただきます!
クタマク
トーゴ北側カラ州のバタマリバ人が暮らす地域がクタマクです。
ここはトーゴ唯一の世界遺産となっており、バタマリバ人の『タキヤンタ』という居住群が対象です。独自の文化や宗教があるからか家屋は泥の筒状と変わっていて、入り口は人の”口”、窓は”目”を表しているそうです。
その独特な景観をずっと保ち続けてきたことが評価され2004年に世界遺産に登録されました!クタマクへの行き方は、首都ロメから約500km離れているので基本長距離バスになります。着いたら村の入り口で入場料を払いましょう!
古くからあるバタマリバ人の伝統を感じに来てください!
ファザオ・マルファカッサ国立公園
参照: CC BY-SA 4.0, Link
トーゴ中央に位置している国立公園になります。
トーゴにある3つの国立公園の中では最大で総面積は192,000haにも及びます。公園内には象、イボイノシシ、スイギュウ、レイヨウなどの様々な動物が生息しており、鳥類は約240種となかなかのボリュームでアニマルウォッチングに最適です!
現在ファザオ・マルファカッサ国立公園は地球上において『顕著な普遍的価値』があるとして世界遺産に登録するか検討されています。
こちらも首都ロメから少々距離が離れてますが訪れる価値は大アリです!
トーゴ湖
参照: CC BY-SA 3.0, Link
トーゴにある最も大きい湖がトーゴ湖です。
長さ15km、幅6km、面積64平方キロメートルとそこまで大きな湖ではありません。しかし実はトーゴという国名はこの湖からきてるんですよ!
普段は地元民が漁業やウォータースポーツを楽しんでいて、あまり観光地化されていないので観光客が少なく穴場スポットです!トーゴ湖は美しい景色が見どころで写真撮影はマストでしょう!
首都ロメから国道2号を東に少し行けばあり、アクセスもいいのでおすすめです!
独立記念碑
参照: CC BY-SA 2.0, Lien
首都ロメの南側の比較的海に近いところにあるのが独立記念碑です。
トーゴは15世紀から20世紀までヨーロッパ諸国に支配されていましたが、最後のフランスから1960年4月27日に独立を果たし、その際に建てられたのがこのモニュメントです。
モニュメントはなかなかの大きさで見応えがあり、現在ではロメのランドマークになってるので観光客からは人気スポットになっています!自由を勝ち取ったトーゴ国民の想いが籠るモニュメントを見に来てはいかがですか?
近くのトーゴ国立博物館とセットで回るのがいいかもしれません!
ロメグランドマーケット
参照: CC BY-SA 2.0, Link
首都ロメの中心部にある巨大な市場になります。
食料品から日用品まで幅広い品揃えで地元民で賑わっていますが、お土産屋も多いので観光客向けでもあります。
定番の雑貨に工芸品などなど自分のお気に入りを探してはみませんか?ロメ=トーコアン国際空港からも割と近くお土産の買い足しにもいいですね!
また、ロメグランドマーケットの隣には100年以上の歴史を持つ美しい外観のロメ聖心大聖堂がありますので、そちらも訪れてみてください!
トーゴのおすすめ観光スポットをご紹介いたしました。
どのような国なのか少しは伝わったのではないでしょうか?!
日本から行きづらいですが、マイナーな国に興味がある方はトーゴを検討してみてはいかがですか!
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