中央アジアに位置し内陸国であるキルギス共和国。
過去に旧ソビエト連邦に属していましたが1991年に独立を果たしました。その影響からかロシア文化を色濃く残し、公用語もロシア語です。
キルギスは国土の平均標高が高く、そのため手付かずの美しい自然が多いのが特徴の国でもあります。また驚くことにキルギス人は日本人とよく似ているんですよ!
そんな興味深いキルギスで訪れてほしい観光スポットを紹介させていただきます!
イシク・クル湖
キルギスで代表スポットのイシク・クル湖のご紹介です。
標高約1600mの高地にあり、長さ182km、幅60km、面積6,236㎢、最大深度668mと琵琶湖の9倍の規模で、世界で2番目に大きな高山湖です。イシク・クル湖の見どころはなんといっても海さながらなところです。
透明度抜群の水にキレイな砂浜で『キルギスの海』と呼ばれ、実際に遊泳することもできるんですよ!また湖底には16世紀まで存在した遺跡が沈んでいるためとても歴史が詰まった湖で、稀に遺跡の一部が砂浜に流れ着くこともあるそうです!
首都ビシュケクから東に約200kmと少し距離がありますが、キルギスではぜひ訪れてほしい観光スポットです!
アラアルチャ自然公園
キルギスで自然を堪能するならアラアルチャ自然公園がおすすめです。
1976年に設立され、面積は約160km2にもなります。公園ではアラアルチャ渓谷を中心に美しい自然が広がっており、さらに多くの生物が生息しています。
ここでの楽しみ方はハイキングにトレッキングにキャンプなど様々で、自然が好きな方にはぴったり!またホテルやレストランもあるのでゆっくりしていくのもイイですね!
ただアラアルチャ自然公園は標高がとても高いので装備は万全にしていってくださいね!
ブラナの塔
ブラナの塔はキルギス北部のトクモクの町の近くにあり、バラサグン遺跡のメインと共にシルクロードの一部として2014年に世界遺産に登録されています。
かつて栄えたカラハン朝が11世紀に見張塔として建設しました。実はもともとの高さは45mでしたが、15世紀ごろに起きた大地震で上半分が崩壊したため現在の高さは25mとなっています。
塔には実際に登ることが可能で頂上では天山山脈の絶景を眺めつつ、カラハン朝の歴史の雰囲気を味わえます!
すぐそばにこの近辺で発掘されたコレクションを展示してある小さな博物館もあるので、余裕があれば立ち寄っていきましょう!
アラトゥー広場
首都ビシュケクを観光するならまずアラトゥー広場に来てみましょう!
広場は1984年に独立前のキルギス・ソビエト社会主義共和国60周年を記念して造られました。
最初は広場の中央にレーニン像が設置されましたが、独立後の2003年に自由の女神像になり、2011年のキルギス独立20周年のタイミングで現在のマナス像になりました。
普段は地元民の憩いの場やイベント会場として使用されており、また広場の周辺には主要な観光スポットが集中しているのでこの場所を起点にして動くといいかもしれません!広場で1時間に一度行われる衛兵交代式も必見ですよ!
キルギス国立歴史博物館
キルギス国立歴史博物館はアラトゥー広場のすぐ隣にあります。
設立自体は1925年ですが、現在の場所に移されたのは1984年になります。建物は3階建てでメインで見学するのは3階と2階です。
3階はキルギスの考古学、2階は旧ソ連時代となっており、それぞれに関係するコレクションが展示されているためキルギスの歴史を知るには最適な場所です!
館内にはミュージアムショップもあるのでここでお土産を探すのもアリです!ちなみに写真撮影は追加料金が必要です!
いかがだったでしょうか?
日本人からだとまだまだマイナーかもしれませんが、そういう国だからこそ逆に興味が湧いてきませんか!
中央アジアの旅行を考えてる方はキルギスも検討してみてください!
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