ペルシャ湾に浮かび33の島からなるバーレーン王国。
人口約150万人、国土の面積は日本の琵琶湖と同じくらいの小さな国です。かつてはエジプト文明やシュメール文明に引けを取らないディルムン文明の中心地だったとされています。
バーレーンは世界的に裕福な国で、中東の中でも特に貿易・観光には力を入れていて近年の観光客数は増加傾向にあるんですよ!また中東あるあるの宗教的縛りがかなりゆるいのも大きなポイントです!
そんなバーレーンで訪れたい観光スポットを紹介させていただきます!
バーレーン要塞
バーレーンを訪れたらバーレーン要塞は外せません。
ペルシャ湾に面するこの遺跡はディルムン文明の中心地だった紀元前2300年頃が始まりとされ、メソポタミア文明とインダス文明を繋ぐ交易の要衝だったと考えられています。
その後は時代が変わる毎にサーサーン朝様式、イスラム様式、ポルトガル様式などの建築物が積み重なっていきました。その多様な様式が集中していることの価値が評価されて2005年に『バーレーン要塞・ディルムンの古代の港と首都』として世界遺産に登録されています!
バーレーン要塞は首都マナーマから西に約5kmと近くタクシーで向かうのがおすすめです!世界的にも珍しい遺跡なのでぜひ足を運んでみてくださいね!
生命の木
バーレーンで興味深い生命の木をご紹介します。
生命の木は首都マナーマから約40kmのアラビア砂漠にある、樹齢400年以上で高さ9.75mのプロソピスシナリアの木です。なぜ生命の木と呼ばれるのかというと、この木を除いて周辺に他の木が生えていないことにあります。
砂漠にぽつんと一本の木、その姿は豊かな緑に覆われていますが水源は不明でありとても神秘的!この不思議な光景を見ようと多くの観光客が訪れる生命の木はバーレーンでは人気スポットです!
アクセスは車のみになります。タクシーや現地ツアーを利用するといいですよ!
グランドモスク
首都マナーマを観光するならグランドモスクはおすすめです。
面積6,500m2、一度に7,000人以上が入ることができるバーレーン最大のイスラム教のモスクで、マナーマのランドマークとなっています。
1988年に完成したので比較的新しくキレイであり外観の2塔のミナレットが目を引きます。内部も床はイタリア製の大理石、天井にはオーストリア産のシャンデリアとかなりゴージャスです!さらに日本語のガイドが用意されてるのも嬉しいところ!
無料で見学できますが礼拝のタイミングは入場できないので注意しましょう!
バーレーン国立博物館
バーレーン国立博物館も首都マナーマで人気スポットです。
バーレーン最大の博物館で総面積27,800m2、1988年にバーレーン元首長イサ・ビン・サルマン・アル・ハリファの資金援助を受けて完成しました。
博物館は6つのセクションで構成されていてそれぞれに関連するコレクションがたくさん展示されています。紀元前5000年に始まったディルムン文明から現代のバーレーン王国に至るまでをしっかり紹介しているため、バーレーンの歴史を詳しく学べますよ!
一通り回ったら館内にはギフトショップやカフェもあるので興味があれば立ち寄っていきましょう!ちなみに営業時間は8時〜20時で年中無休となっています。
マナーマ・スーク
参照: リンク
首都マナーマ北部に位置するマナーマ・スークはお土産探しにもってこいです。
道の両脇にずらっとお店が並び、日用品に食料品に雑貨といったあらゆる物が揃っているため常に地元民や観光客で賑わっています。特に装飾品のお店が多いのでアクセサリー好きの方はじっくりお気に入りを見つけましょう!
マナーマ・スークには食堂も多く食事をするためだけに来るのも全然アリです!本場のアラブ料理を堪能できますよ!
夜は混み具合が凄く迷子に注意です!
おすすめスポットをご紹介しましたが気になったところはありましたか?
バーレーンは小さな国なので回りやすく治安も安定していて観光しやすいです。
中東旅行の際はバーレーンも訪れてみてくださいね!
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