中東と言えばどんなところだと思いますか?
紛争地域で危ないイメージを浮かべる人も多いかと思いますが、その中でもヨルダンは比較的治安がいいとされ、歴史的建造物や雄大な大自然などのスポットが多いことから観光客も多いです。
日本人だとあまりピンとこないですが、ヨルダンの国民はほとんどがイスラム教徒です。いたるところにモスクがあるのでその宗教文化に触れるのも一つの楽しみになることでしょう!
中東の王国ヨルダンでも特にメジャーなスポットを紹介させていただきます!
ペトラ遺跡
ペトラとはギリシャ語で『崖』を意味し、その名の通り崖を削り抜いた遺跡になります。
写真は代表的なエル・ハズネと呼ばれています。王家の墳墓としての役割を果たし、紀元前100〜200年の間に造られました。
有名な『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』の撮影場所にもなりました!
死海
名前に海と入っていますが、正確には塩湖になります。
ここでは奇妙な現象として、湖に入ると沈むのが困難なくらい体が浮いてしまうということです!海水の塩分濃度が3%に対し、死海の湖水は30%もあるので、その高い塩分濃度から比重と浮力が大きくなり浮くそうです。
お肌もつるつるになるのだとか。
ワディ・ラム保護区
ヨルダン南部のサウジアラビア国境付近に位置しているのがこのワディ・ラム保護区です。
砂漠地帯ですが、自然に形成された様々な地形を見ることができます。また、壁画や碑文などの考古学的遺産群も存在しており、自然と文化の両方での高い評価で複合遺産として世界遺産に登録されています!
よく映画のロケ地にもなっています。
ジェラシュ遺跡
首都アンマンから北に約50キロのところにある、ヨルダンではペトラに次ぐ巨大遺跡群です。
紀元前63年にローマ帝国の植民地になってから近隣の都市と合体しながら栄えたとされています。
中東のローマ都市遺跡の中でも保存状態がよく、古代ローマ時代の街並みをほぼ完全に残している貴重なものになります。
アンマン
アンマンはヨルダンの首都であり、同国の政治・経済の中心になっています。
元々は7つの丘に造られた街ですが、現在では19の丘にまたがって拡大しており、人口はおよそ120万人、ヨルダン全人口の4分の1に及びます。街には博物館やローマ円形劇場などの観光スポット、旧市街エリアには商店街を中心に古くからの人々の暮らしを垣間見ることができます。
近代的な街に急成長中のアンマンを堪能しましょう!
隣国には一時期話題になったシリアも面しているので、なかなか行きづらいのはあります。
今後、中東諸国の情勢がどうなるか分からないですが、ヨルダンには自然と歴史の宝庫がたくさんなので楽しむ価値ありです!
近場に行った際は是非立ち寄ってください!
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