およそ3,000年の歴史をもつアフリカ最古の独立国家であるエチオピアは、多数の民族で共存している他民族国家です。
そのため歴史的建造物や多彩な文化などが入り混じっています。また、とてもインパクトのある数々の自然スポットはここならではのもの。
観光するには少々難易度は高い面もありますが、もし訪れたのなら一生の思い出になること間違いなし!
そんな魅力的なエチオピアの観光スポットを紹介させていただきます!
ファジル・ゲビ
都市ゴンダールの小高い丘にある王宮群になります。
17~18世紀にかけて歴代皇帝たちが造ったとされ、居城や聖堂などの様々な建造物が建ち並んでいます。造る際にはいくつかの他文化の建築技術が取り入れられており、最終的にはエチオピア独自となるゴンダール様式によって完成しました。
その希少性から1979年には世界遺産に登録されています!
ラリベラの岩窟教会群
エチオピアの人気スポットの一つで、エチオピア正教会の教会群です。
世界の石造建築史において重要なものであり、ザグウェ朝時代の12~13世紀にわたり建造されたとされています。11の教会からなりその中でも代表的なベテ・ギョルギス教会は、上から十字架に見えるように掘り下げられていて、別名『ノアの方舟』と呼ばれることも!
他の教会も非常に手の込んだ造りになっているので必見です!
ダロール火山
1926年に水蒸気噴火によって形成されたのがダロール火山です。
ここでは食塩泉や酸性泉があちこちで湧いていて、色鮮やかで荒々しい地形が広がっています。『地球上で最も過酷な土地』と言われ、まるで異世界に来たかのような光景であることから、エチオピア屈指の人気スポットとなっています。
ただ、あまり治安がよくないのでちゃんとした安全対策が必要になります。。
エルタ・アレ火山
エチオピア北東部にある標高600メートルの活火山になります。
ここ150年で何回も噴火を繰り返しており、現在も火山活動は継続しています。エルタ・アレ火山の見どころは世界でも数少ない活動中の溶岩湖があり、近場まで行くことができます。
かなり危険は伴いますが、火山活動を間近で見られる場所は稀なのでチャレンジする価値は大アリです!
アサレ湖
ダナキル砂漠にあるアサレ湖は広大な塩湖で、海が干上がってできたとされています。
見渡す限り真っ白な岩塩の大地が続いており、独特な景観を見ることができます。塩分濃度がかなり高い塩水の場所もあり、そこでは死海でできるような水に浮く体験もできます。
また、塩を採掘してラクダで運ぶキャラバン達の姿もアサレ湖での名物になっています。
歴史的建造物やとても壮大な大自然はいかがだったでしょうか?
観光するには留意することもありますが、訪れたのなら後悔はしないはず!
是非エチオピア観光に来てみてください!
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