日本の約3.3倍の国土面積があるボリビア。
アメリカ大陸では8番目に大きい国です。
太平洋戦争に敗れてチリに領土を奪われてから内陸国となりましたが、アンデス山脈やアマゾンといった豊かな自然をもつ国でもあります。また、物価も安くて観光しやすいため、世界中から観光客がボリビアを訪れます。
まだまだ日本では馴染みがないかもしれませんが、知られざるボリビアの観光スポットを紹介させていただきます!
ウユニ塩湖
ボリビア南西部のウユニ村から車で1時間ほどのところにある塩湖です。
アンデス山脈に囲まれ標高約3,700mの地点に広がっており、大きさは約11,000㎢で東京都の約5倍もあります!
かつて、アンデス山脈が海底から隆起した際に大量の海水が山に残って形成され、さらにこの規模で塩湖全体の高低差が50cmしかないことから『世界で最も平らな場所』となっています。そのため、雨が降ると塩湖に薄く平たく残り『天空の鏡』と呼ばれる絶景を見れます!
世界的にも有名な観光スポットなので、まずはウユニ塩湖に来てみてはいかがでしょうか?
ラグナ・コロラダ
チリとの国境近く、エドゥアルド・アバロア国立自然保護区内の標高約4,300m地点にある塩湖になります。
ここでの見どころは何と言っても湖が赤いところで、それはまるで異世界に来たかのような感覚になります!赤く染まっている理由は、藻類やプランクトンの色素によるものだそうです。
また、この塩湖はフラミンゴの生息地でもあり、運が良ければフラミンゴの群れを見ることができます!
野生のフラミンゴを見る機会はそんなにないので、ボリビアでは人気のスポットの一つとなっています。
チチカカ湖
アンデス山脈のペルーとボリビアにまたがる、世界でも数が少ない古代湖です。
面積の60%がペルー領で、40%がボリビア領となっています。そして、標高は約3,800mで『蒸気船などが航行できる世界最高所の湖』と知られています。湖には41の様々な島が存在し、その中にはイカン帝国の発祥地とされる太陽の島もあります!
インカ時代の遺跡などが残っている太陽の島は、観光地として有名なので訪れてみてくださいね!
ティワナク遺跡
チチカカ湖から約17kmのところにあるのがティワナク遺跡です。
標高約4,000mの場所ですが、紀元前には人が住み始め、その後はティワナク独自の文化を形成していきました。最盛期(8~11世紀)は最大で50,000人ほどが生活していたとされています。
遺跡の中心部は様々な建造物が集中しており、その中でも有名な『太陽の門』は一枚岩を彫って造られているので必見です!かつて過酷な場所に栄えた文化の雰囲気を感じにいってみましょう!
遺跡の入口付近に博物館やお土産屋もありますよ!
月の谷
月の谷は世界最高所の都市ラパスから車で40分ほどで着きます。
ここには長年にわたる侵食作用によってできた奇岩群の景観が広がっており、その姿は月面によく似ていることから月の谷と呼ばれるようになりました。
敷地内を回るのに15分コースと45分コースが用意されてるので、自分に合ったコースを選択することができます。また、道中はボコボコしているため、ちゃんとした靴を持参するといいでしょう!
月面観光を存分に楽しんでください!
ボリビアには一度見たら忘れられない大自然の絶景スポットがたくさんあります。
日本からのアクセスだと結構時間がかかってしまいますが、訪れたら来て良かったと思えるはずです!
一生の思い出にボリビアはいかがですか?
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