中国において北京、上海、深圳と共に四大都市として数えられる広州。
広東省だけではなく、華南地域全体の経済や文化などが集まる中心都市の一つになります。位置的には香港と近く、密接な貿易関係にあるため中国では比較的裕福な地域でもあります。
また、日本でも馴染みがある広東料理の中心地であり、『食は広州に在り』と言われているほどグルメの町でも有名です!
そんな広州でのおすすめな観光スポットを紹介させていただきます!
広州塔
広州で2010年に一般公開が始まった巨大な電波塔です。
高層ビルが乱立する中でもひときわ目立つこの塔は、なんと全高600mと世界最大級で東京スカイツリーとほぼ同じ規模です。
内部は展望台、ホテル、レストラン、映画館、ショッピングセンターなどの施設がとても充実していて一日中楽しめます!さらに、夜の鮮やかなレインボー色にライトアップされる姿は必見!
広州では屈指の観光スポットになっているので、ぜひ来てみてください!
広東省博物館
広州塔から比較的近い距離にあるのが広東省博物館です。
黒基調のユニークな外観を持ち、建築総面積は6.7万㎡となっています。館内には展示品や収蔵品が約16万点とかなり豊富で、広東省の歴史や文化についてしっかり学ぶことができます。
特に古生物エリアの恐竜の化石は大迫力でおすすめです!全てを回るのに何時間もかかりますが、見応え抜群なので時間の許す限り観光していきましょう!
ちなみに、このクオリティで入場料が無料というから驚きです。。
陳氏書院
広州市の西側にある書院で重要文化財に指定されています。
1890~1894年にかけて広東省に多い『陳』姓の人々が祖先を祀るために創建しました。
19の庁堂で構成され、前院、後院、西院と中庭を挟んで立ち並ぶ建物は、天井が高く風通しが良い伝統的な広東式建築となっています。また、建物の至る所に施された装飾はここでしか見られないもの。
現在は広東民間工芸博物館として、南方を代表する美術工芸品も多数展示されているので、広州では外せないスポットの一つになります。
六榕寺
海幢寺、華林寺、光孝寺と並んで広州四大寺院の一つとされているのが六榕寺です。
537年に建設されましたが北宋の時代に全焼し、その後再建されました。
ここの目玉である『千仏塔』は1097年に建てられ、塔の外観が花弁に似ていることや塔外面の色彩が豊かであることから『花塔』とも呼ばれています。高さは57mの11角形、外は9層、中は11層からなり、別料金で上に登ることができますよ!
塔の西側の大雄宝殿の中には真鍮製の3つの大仏像があり、高さ6m、重さ10トンと広東省では最も大きな銅像になるので、こちらも忘れずに見ていってくださいね!
石室聖心大聖堂
2人のフランス建築家が絡んで1863年から25年もの歳月をかけて、1888年に完成したカトリック教会になります。
聖堂の殆どは花崗岩を積み上げて造られました。実は全世界で4つある全て石造りのゴシック様式聖堂の一つで、残りの3つの中にはこの聖堂の参考元でパリのノートルダム大聖堂が含まれます。
外観にフランスから運ばれてきた5つの鐘が取り付けられており、内部には美しいステンドグラスなど、雰囲気は完全にヨーロッパです!
1997年にはその価値が認められて、全国重点文物保護単位に指定されました!
いかがでしたか?
広州は日本から直行便があるので行きやすいです。また、深圳や香港が隣接していて、高速鉄道を利用すればそれぞれ1時間かからずに行くことができます。
もし余裕があればそちらも観光していくといいでしょう!
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