コロンビアとペルーに囲まれている南米エクアドル。
かつてスペインの植民地だった過去から公用語はスペイン語です。
本土から西に1,000kmほどのところには、日本でも有名なガラパゴス諸島を領有している国でもあります。そんなエクアドルの首都キトの旧市街は、1978年に世界遺産として最初に登録された12件のひとつであり、最大の見どころです!
今回は首都キトの観光スポットを紹介させていただきます!
パネシージョの丘
キトにある高さ約180mの大きな丘です。
ここからはキトの旧市街を一望できるので多くの人が訪れます。丘の上には『キトの聖母』をモデルにした、高さ41mの聖母像があり、内部を登ることもできます。
聖母像の周りにはお土産屋さんなどもあるので、気になった方は立ち寄っていきましょう!丘までの道中は治安が良くないためタクシーを利用するのがおすすめです。
夜には聖母像がライトアップされますよ!
ヴォト国立大聖堂
キト旧市街にあるヴォト国立大聖堂は、南米最大級のネオゴシック様式の大聖堂です。
19世紀から建造が始まったので比較的新しいですが、キト旧市街と一緒に世界遺産に登録されています。
外観にはガラパゴス諸島の動物などの彫刻が見られ、内部は色鮮やかなステンドグラスがあるなど、かなり細部まで造り込まれています。もちろん上部にも登ることができ、パネシージョの丘とは違った角度からキトの街並みを一望できます!
入場するのに2ドルかかりますが、絶対に訪れたい場所です!
サン・フランシスコ聖堂・修道院
サン・フランシスコ聖堂・修道院もキト旧市街にあり、キトで最も風格があるとされてることから『アンデスのエル・エスコリアル宮殿』とも呼ばれています。
スペインによる征服直後の1535年に建設が開始され、古い歴史を持ちます。
内部はとても美しい装飾や黄金の祭壇など、かなりゴージャスとなっています。また、3,500点もの芸術作品が収蔵されており、その一部を見ることができるのでぜひ来てみてください!
こちらもキト旧市街と一緒に世界遺産に登録されています!
赤道記念碑
キト市街から北に約23kmのところにある赤道記念碑は、北半球と南半球が分かれる赤道の上に建てられています。
実はエクアドルとはスペイン語で『赤道』という意味なんですよ!
ただ、近年の技術進歩によって石碑が正確な位置ではなく、少しずれていることが判明しました。本来の赤道の上には赤道博物館が建てられ、そこでは赤道ならではの楽しい実験ができます!
赤道をまたげる貴重な体験ができることからキトの人気スポットになっています!
オタバロ土曜市
キト郊外にあるオタバロでは、毎週土曜日に市場が開催され朝早くから賑わいを見せています。
オタバロのポンチョス広場を中心に帽子、雑貨、食べ物などの様々なお店が並ぶ民芸品市はお土産にはもってこいです!
一方でオタバロ郊外では動物市もあり、牛や豚や鳥などの家畜が取引されています。せっかくなのでそちらも見ておくのもいいでしょう。
なかなかの規模でキト市街からバスで2時間ほどなので、旅行中に土曜日を迎える方にはおすすめです!
首都キトには魅力的な観光スポットが他にもたくさんあります。
エクアドルだとガラパゴス諸島が人気ですが、こちらも訪れる価値は大アリです!
南米に来る際はぜひ観光していってくださいね!
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