アフリカ大陸南東のインド洋に浮かぶ島国マダガスカルは、約8800万年前ごろから離島として形成され他の大陸から孤立していました。
その中で島の各生物種は独自の進化を遂げ、現在でも確認できる生物の90%以上がマダガスカル固有種と言われています。また、自然も豊かでありマダガスカルでしか体験できないことがたくさんあります。
観光先としてはまだマイナーな国かもしれませんが、知られざるマダガスカルの観光スポットを紹介させていただきます!
ベレンティー保護区
マダガスカル南東部に位置する自然保護区です。
ここではキツネザル数種類を含め、様々なマダガスカル固有の野生生物が生息しています。その中でも日本で有名なワオキツネザルは約500匹も生息しており、あちこちで微笑ましい姿を見ることができます。
ただ、人に慣れているので近づいてきたりしますが、過度に触れたり餌を与えるのは禁止されていますので注意が必要です!
バオバブの並木道
奇妙で面白い形をしたバオバブの木はマダガスカルのシンボル的な存在です。
ムルンダバから北に約15kmのところにあるバオバブの並木道は、道路を取り囲むようにして何本ものバオバブの木が乱立している場所です。その不思議な景色からはまるで異世界に来た感覚に!
特に夕暮れ時はまた一味違ってとても美しく、それを狙って訪れる観光客も多いようです!
ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区
マダガスカル西部にあるツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区は、1990年に世界遺産に登録されています。
ツィンギとはマダガスカル語で『先の尖った』という意味で、ここには刃のように尖った形の岩が無数に広がっています。もとは数万年かけて石灰岩が侵食され形成されたものであり、とても歴史を感じさせる場所です。
一応トレッキングコースがありますが、怪我をしないようにしっかりとした装備で向かいましょう!
ノシ・ベ
ノシ・ベはマダガスカルの北部にある島で、同国最大のリゾート地になります。
観光産業が充実しており、特にヨーロッパ諸国からの観光客に人気があるそうです。キレイなビーチにダイビングにショッピングなどはもちろん、リゾートホテルもあるので宿泊もばっちりです!
また、島には自然保護区もあるので希少な生物を見ることができます!
アンタナナリボ
マダガスカルのほぼ中央に位置する首都アンタナナリボは、標高1,200メートルの高地に広がっており、約400万人が暮らしています。
1625年に町として開かれてから徐々に大きくなり、1896年のフランス統治時代から更に栄えたとされています。
街には世界遺産やマーケットといった観光スポットがたくさんあるので、是非訪れてみてください!
アフリカでは比較的治安も良く、ここでしか体験できなことが多いマダガスカルは非常に魅力的な国です。
観光先としてあまり候補にならないかもしれませんが、一度検討してみてはいかがでしょうか?
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