ルーマニアとウクライナに挟まれているモルドバ。
広さは九州ほどの小さな国で、かつては旧ソ連の一部でしたが1991年に独立しました。そのため旧ソ連の歴史や文化が今も色濃く残っています。
また、モルドバは世界的に有名なワインの産地で、ギネスブックに登録されほどの世界最大級のワイナリーがあるなど魅力満載です!
今回はそんなモルドバの観光スポットを紹介させていただきます!
勝利の門
首都キシナウの中心部にある凱旋門になります。
1828年の露土戦争でロシア帝国がオスマン帝国に勝利した際に記念として建てられたそうです。四角い形をした姿は重厚感があり、とても美しい彫刻のデザインは見応え抜群!
また、定期的に門の前で演奏やイベントなどが開催されるので、居合わせたらラッキーです!
まずはここを訪れてみましょう!
ナステレア大聖堂
ナステレア大聖堂は勝利の門から近くにあり、ともに首都キシナウのシンボル的存在になっています。
1830年代にロシア正教会の大聖堂として建てられました。しかし、第二次世界大戦などで崩壊と修復を繰り返し、現在見られるのは1997年に再建されたものになります。
大聖堂に入場することもでき、中のフレスコ画はとてもキレイなので必見です!
ちなみに撮影は禁止になっています。。
モルドバ国立歴史博物館
首都キシナウにあるモルドバにおいて最大級の博物館です。
中には古代史、考古学、中世史、ベッサラビアの歴史、現代史、宝物の6つのセッションに分けて様々な展示品が展示してあり、その数は26万点以上になります。モルドバの歴史と発展を見れる貴重な場所なので、特に歴史好きな方にはおすすめです!
入場料にさらに料金を払うと館内で写真を撮ることができます!
オルヘイ・ヴェッキの石窟修道院
首都キシナウから約60kmのところにあるのがオルヘイ・ヴェッキの石窟修道院です。
13世紀に造られたとされ、当時は何人もの修道士が暮らしていました。
旧ソ連時代には無人でしたが、1997年から一人の修道士が住むようになり、現在もここで暮らしています。内部は無料で見学できるほか、現役の修道士の生活を見ることができるので、是非来てみてください!
あと景色も最高ですよ!
沿ドニエストル共和国
モルドバ東部を流れるドニエストル川と、ウクライナとの国境に挟まれているのがドニエストル共和国です。
1991年に旧ソ連から独立をしたものの、様々な要因から国際的に国として認められておらず、地図にも載せられていないので実質モルドバの一部とみなされています。
入国の際は日帰りのみで一応パスポートが必要です。審査が通るとパスポートと一緒に入国証明のカードを渡されるので、帰りまでなくさないようにしましょう。
旧ソ連の雰囲気が残るドニエストル共和国、興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか?
日本では知名度が低いモルドバですが、なかなか興味深い国ではないでしょうか?
まだ他にも素敵な観光スポットがたくさんありますので、次回の海外旅行はモルドバも検討してみてください!
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