アフリカ大陸の最北に位置するチュニジアは、歴史上最も早く『アフリカ』と呼ばれた国です。
近年は観光産業が盛んであり、貴重な世界遺産にビーチリゾートに有名な映画ロケ地など、見どころは盛りだくさん!治安も安定していて日本人も観光しやすいと思います。
今回はそんな魅力たっぷりなチュニジアの観光スポットを紹介させていただきます!
チュニス旧市街
首都チュニスの旧市街の歴史は古く、紀元前9世紀に古代フェニキア人によって建設されました。
その後は古代ローマ共和国との戦争に敗北したのを皮切りに、数々の帝国や王朝の支配下に置かれて発展していったとされています。現在の旧市街にはグランドモスクなどの歴史的建造物が残っていたり、スークやお土産屋があるので存分に観光しましょう!
ちなみに1979年に世界遺産に登録されています!
シディ・ブ・サイド
シディ・ブ・サイドは、首都チュニスから車で約20分のところにあるビーチリゾート地です。
チュニス湾を一望できる断崖の上にあり、鮮やかな白い壁に青い扉の街並みから『チュニジアで一番美しい街』といわれています!そのためチュニジアでは人気スポットとして多くの観光客で賑わっています。
美しい街並みの写真を撮ったり、おしゃれなレストランやカフェを巡ったり、海水浴をしたりと楽しめること間違いなしです!
マトマタ
マトマタはチュニジア南部に位置している都市になります。
旧マトマタと新マトマタがありますが、観光として有名なのは旧マトマタで、昔からの伝統が残る独特な形の住居や生活様式を見ることができます。また、ここでの見どころは何と言っても『スターウォーズ』シリーズのロケ地であることです!
ルーク・スカイウォーカーの家を始めとした撮影場所が多々あるので、映画好きの方には必見ですね!
エル・ジェムの円形闘技場
イタリアのコロッセオによく似た円形闘技場です。
ローマ帝国時代の3世紀はじめに造られたとされ、コロッセオよりは少し規模が小さいのが特徴になります。しかし、それでも収容人数は35,000人にも及び、地下通路には待機室があるなど、かなり造り込まれています!
多少崩れてしまいましたが、17世紀までほぼ原形を保ってたとされ、その重要性から1979年に世界遺産に登録されました!
ドゥッガ
チュニジア北部にあるローマ時代の遺跡群で、広さは65ヘクタールにも及びます。
ドゥッガは『牧場』という意味で、もとは城壁に囲まれたベルベル人の村でしたが、紀元前2世紀後半にローマ帝国に支配されたそうです。遺跡群には劇場、神殿、凱旋門といったローマ時代の建造物が多数残っており、当時の雰囲気を味わえます!
こちらも1997年に世界遺産に登録されています!
カルタゴ遺跡
紀元前9世紀ころに古代フェニキア人によって造られたのがカルタゴ遺跡で、1979年に世界遺産に登録されています。
かつて西地中海の貿易の拠点でしたが、ローマ帝国と地中海の覇権を争って敗北しカルタゴは全て焼き払われてしまいました。その100年後、ローマ帝国により再建され、以降はアフリカにおけるローマの重要な都市として栄えていったそうです。
古代ローマの遺跡に加え、古代フェニキア人の遺跡も見ることができるので、とても貴重な場所となっています。
チュニジアには魅力的な観光スポットが多いので、近年は観光先として人気が高まってきています。
日本から直行便はなく少し行きづらかったりしますが、次回はチュニジア旅行を検討してみてはいかがでしょうか?
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